平日の昼さがりにもかかわらず、映画館の前が多くの女性で賑わっている。なぜ女性ばかりなのか。その日は水曜日で、女性の入場料を割り引く「レディースデー」だったからだ。レディースデーの入場料は1100円としているところが多く、通常より700円も安く済む。

翻ってみると、ホテルには「レディースプラン」があるし、レストランや居酒屋でもよく女性限定のサービスが用意されている。中年男性の私からしてみると羨ましい限りだが、なぜ女性ばかりが優遇されるのか、その理由を解き明かしておきたい。

映画館では決められたタイムテーブルどおりに上映する。当然、上映すれば電気代などのランニングコストがかかり、観客が多くても少なくてもその額は同じ。だったら入場料を下げても、観客を増やしてコストを回収しようという計算が働く。そこでレディースデーというアイデアが生まれたのだろう。