神社の正しい参拝の仕方は何か。利益の専門家の藤本宏人さんは「神社の鳥居の前に立ったら心と体を落ち着けてから鳥居をくぐるといい。ただ、鳥居の前で、『全力のおじぎ』はオススメできない。背中をまっすぐに保ち、腰を十五度程度曲げるだけでいい」という――。
※本稿は、藤本宏人『神社ご利益1万倍の参り方』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
「鳥居」はくぐるだけでお祓いになる
実践 鳥居から境内へ――神域での歩き方
本稿では、お参りについて、神社の入り口から、順番にお伝えしていきますので、神社に向かう前に読んで、イメージしておくと、より効果的です。
世界中で、「日本のシンボルマーク」ともなっているのが「鳥居」です。デザインとしても素敵なので、神社そのものを表すアイコンともなっていますが、鳥居は、「ここからは、神域です」ということを示すだけでなく、この「ゲートをくぐる」ことによって、「罪や穢れ」が祓われるという「呪術」のためにも、設置されているのです。
なので、神社に入るときは、混雑していても必ず、鳥居をくぐるようにしてください。
鳥居の前に立ったら、まずは「深呼吸」をして、自分の意識を、これから始まるお参りにしっかり向けてください。
心と体が落ち着いたら、鳥居をくぐる前に、「小さく腰を曲げる」という動作をします。これは「小揖」という作法です。背中をまっすぐに保ち、腰を十五度程度曲げるだけです。視線と頭を下げずに、3メートルほど先の地面を見るようにすると、美しい「小揖」となります。
たまに、鳥居の前で、「全力のおじぎ」をしている方がいらっしゃいますが、これは、気持ちとして尊いので、私としては嬉しいのですが、神社での作法としてはオススメできません。

