紳士服小売り大手のAOKIホールディングスが、3月4日払い込みによる公募で103億1800万円もの自社株式の処分を行った。普段あまり聞き慣れない自社株の処分だが、同社は2月17日に公募のほか、第三者割当による自社株式の処分や売り出しを発表している。

発行済みの自社株を市場から買い戻す「自社株買い」に対して、今回のAOKIホールディングスのように、保有している自社株を再び市場で売却処分することもある。

自社株買いは内部に資金があっても、特に使い道がない場合などに実施されることが多い。株主からの余剰資金の分配圧力が高まったり、投資家から買収の標的にされる可能性が高かったりするからだ。