2025年2月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。ライフ部門の第4位は――。
▼第1位 認知症から「逃げおおせた人」はこの能力が高かった…晩年をイキイキ過ごして天寿を全うする人の共通点
▼第2位 熱湯で溶かして飲むだけで胃がん、脳卒中リスクが低下…自律神経の専門家が推奨する"朝のスーパーフード"
▼第3位 お米でもパンでもない「朝食のお供」に意外なリスク…医師が警告「血糖値を上げないのに糖尿病を招く」食材の名前
▼第4位 猫背の真の原因は「肩」でも「背中」でもない…シャキッとした中高年が「毎日10秒だけ」ゆるめている"体の部位"
▼第5位 肉も酒も食べていい、ただしこれだけはNG…「ダイエット」の語源にもなった92kg男性が1年で21kg落とした方法
※本稿は、理学療法士キリツ『根本から体を整える 姿勢復元完全バイブル』(KADOKAWA)の一部を再編集、一部を書きおろししたものです。
いい姿勢は「背筋が真っ直ぐ」ではない
前回の記事では、重力や重心が体に変化をもたらすことを取り上げ、ストレートネックの解消法をご紹介しました。
本記事では、姿勢に関する悩みとして、とても多い「猫背」を取り上げます。意識するべきことや、知っておくべき最新知識、そして具体的なエクササイズを紹介していきます。
そもそも、「いい姿勢」とはどういう姿勢だと思いますか。
「背筋が真っ直ぐであること」と、聞いたことがあるかもしれません。でも、これは間違いなんです。
私たちは幼い頃から「背筋(姿勢)を真っ直ぐにしなさい」と教えられる場面が多くありました。真っ直ぐであるべきだと、みんなが無意識に信じ込んでいるからです。
実際には背骨は「自然なカーブ」を描いています。
このカーブには重要な意味があります。背骨にある連続したカーブはバネのような役割を果たすことで「しなやかさを生み出し」「体重を支え」「体の動きをスムーズに」します。
真っ直ぐにすることでこのカーブが失われてしまうと、逆に体に負担がかかり、痛みや不調を引き起こす可能性があるのです。
姿勢を良くするには「体の構造と機能」を理解する
姿勢を正そうと意識をすると、体が硬直したり、筋肉が疲労したり、動きにくくなったりする経験をされた人もいるでしょう。
リハビリや整体でも、同じように「姿勢を正しましょう」と簡易的に指導されるケースは多いです。しかし、すぐに元の姿勢に戻ってしまい、結局は「頑張ってください」という言葉で終わってしまうことも多いでしょう。
単に姿勢を正す、真っ直ぐにするというだけでは、根本的な解決にはならないのです。疲れた体や悪い姿勢により負担がかかった体をマッサージしてラクにするのも、一時的な効果しかありません。
一時的にはラクになったとしても、根本的な原因が解決されていない限り、すぐに元の状態に戻ってしまうことが多いでしょう。本来は、姿勢を良くすることで、負担を減らすことが必要です。
では、真っ直ぐにするのではなく、どうすれば良いのでしょうか。
大切なのは「体の構造と機能」を理解し、どのように改善すればいいか根本的な解決策を見つけることなのです。


