2025年2月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。ライフ部門の第2位は――。
▼第1位 認知症から「逃げおおせた人」はこの能力が高かった…晩年をイキイキ過ごして天寿を全うする人の共通点
▼第2位 熱湯で溶かして飲むだけで胃がん、脳卒中リスクが低下…自律神経の専門家が推奨する"朝のスーパーフード"
▼第3位 お米でもパンでもない「朝食のお供」に意外なリスク…医師が警告「血糖値を上げないのに糖尿病を招く」食材の名前
▼第4位 猫背の真の原因は「肩」でも「背中」でもない…シャキッとした中高年が「毎日10秒だけ」ゆるめている"体の部位"
▼第5位 肉も酒も食べていい、ただしこれだけはNG…「ダイエット」の語源にもなった92kg男性が1年で21kg落とした方法
※本稿は、小林弘幸『自律神経の名医が教える究極の休み方』(宝島社)の一部を再編集したものです。
朝食をゆっくり15分で精神的な余裕が生まれる
自律神経のバランスを整える「時計遺伝子」の乱れを修正し、活性化させるためには、「栄養バランスがいい」朝食を「ゆっくり楽しんで」「十分な量を食べる」のが大事です。
西洋のことわざに「朝食は王様のように、昼食は王子のように、夕食は貧民のように」というものがあります。また「朝食は金、昼食は銀、夕食は銅」とも。いずれも「朝食はもっとも大切な食事」だと伝える格言です。
もちろん朝は、誰でもドタバタするものですが、ほんの15分でいいので、朝食を取る時間を確保しましょう。ゆっくり食べると副交感神経の働きを高め、一日のスタート時点で精神的な余裕を生むことができます。
焦りながら適当な食事を少しだけ食べ、家から駆け出したのでは、交感神経が高まりすぎ、勉強や仕事をきちんとこなすことはできません。
夜型の生活リズムで朝に起きるのが苦手、そもそも朝食の習慣がない、という人は現代社会では少なくありません。
でしたら、簡単に食べられる朝食を考えてみませんか。朝食の目的は、時計遺伝子を動かし、午前中のエネルギー源を確保することですから、エネルギーをつくりやすい米飯はおすすめです。夜のうちに炊飯器をセットしておけば、朝は食べるだけです。