商業施設で日本一の実績

11年3月1日に全線開通した九州新幹線鹿児島ルートの南側の起点となる鹿児島。約170万人の人口を抱える商圏の将来性を見込んで、家電量販店、衣料、コンビニなどが進出の機会をうかがっている。そうした薩摩の地で流通業の発展を支えているのが、大和ハウス工業きっての“稼ぎ頭チーム”である鹿児島支店の流通店舗営業所だ。

土地のオーナーと出店先を探すテナント企業との“仲人役”を務め、賃貸契約のアレンジから設計や施工、そして管理までの店舗開発を一貫して請け負う「流通店舗事業」を同社がスタートさせたのは1976年。以来、ユニクロ、セブン-イレブン、マクドナルドなど約3900社ものテナント企業との取引が始まり、いまでは全国で3万2000件超の施工実績を持つ“日本一の商業施設デベロッパー”となっている。