部下の改善すべき点が見えていても、それを本人に伝えることは簡単ではない。下手に伝えるとかえってやる気をなくされたり、逆恨みされたりしかねないからだ。しかし、フィードバックは適切に行えば、必ず生産性のアップにつながる。

ミシガン州にある人材派遣業のケリー・サービシズは、昨年約70万人のスタッフを新しい職場に派遣した。同社副社長のスティーブ・アームストロングは、上司による人事評価結果のフィードバックの質が、スタッフの成功や失敗を左右することが多いと言う。