日持ちしない、売り切れる…それでもやり方を変えない

「手の熱がタネに伝わると、まんじゅうの色やふけ具合(蒸したあとの膨らみ)が変わってしまうので、なるべく手早く丸めるのがポイント。その日の天候や湿度でも微妙に変わります」

機械で作るまんじゅうと違い、勝月堂のまんじゅうはふっくらと丸いドーム型。手作りゆえに形も餡の入り方も一つずつ違う。そして何より、日持ちがしない。保存料などが使われていないため、消費期限は「翌日まで」だ。

「本当はその日じゅうに食べてもらうのが一番です。時間が経つほど硬くなり、おいしくなくなっていく。だから、翌日までとしています」