年齢を重ねたら、人間関係はどのように整理するといいか。医師の鎌田實さんは「年賀状も70歳を超えてからは、徐々に減らす方向で努力し、現在はついに残り100人の方との交流に絞られた。人間関係とは、その年代に合わせて出来上がっていく」という――。

※本稿は、鎌田實『身辺整理』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。

年賀状とボールペン
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人間関係の身辺整理は、勇気を持ってやる

僕は、嫌な人とは付き合わなくてもいいと思っています。

人間関係の身辺整理は、勇気を持ってやる必要があります。

会って食事をしたりすることで勉強になったり、刺激をくれる人とは、いっしょにいたいなと常に思っています。

自分が苦手な領域のことを話してくれる人は、人間関係の寿命を延ばすためにはとても大切です。

その年代において、人間関係の形は変わっていきます。つまり、人間関係にも寿命があるということです。

人間関係の寿命を延長させたい。寿命を長寿化させたい。

そのためには、ときどきメールでお便りを出したり、ケータイで電話をして実際に声をかけたり、お手紙を書いたりすることがいいと思います。関係が続くことはとても大事だと思っています。

こんなふうにしていると、2、3年ぶりに編集者からメールが入ります。「新しい企画ができたので、いっしょに本づくりをお願いします」と。こうやって毎年8冊近くの新刊を出すことができています。

若い次の世代から必要とされ、たよりにされたときには、できるだけ自分の持っている情報や人脈を使わせてあげるようにしています。

そのためには、人間関係をきちっと維持し続けていくことが大事です。

ギブをしないテイカーの人っていますよね。自己中心的な人とも人間関係を断つという勇気を持っていいと思います。人間関係を断つことによって、新たな出会いが生まれたり、自分が成長できたり、自分の心の安定につながっていきます。

ときには人間関係を断つ勇気を持ちましょう。