年を重ねたら、受診しておきたい検査は何か。医師の鎌田實さんは「一般に、ドック検診よりもコストパフォーマンスが良いと言われる検診があるが、高齢者の約1割しか受けていない。膨大な医療費の削減にもつながるため、意味が大きな検査をしっかり受けるよう前向きに考えるといい」という――。
※本稿は、鎌田實『身辺整理』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。
「貯筋」で最後の最後までピンピン元気に
身辺整理をするにあたって、心がけておきたいことがあります。
それは、体をきちんと整えておくことです。
僕が日頃から呼びかけているタン活――「タンパク質をしっかりとる生活」や、野菜を多く食べる「ベジ活」をして血圧や血糖値をきちんとコントロールする。
そうやって体を整えながら、ピンピン元気に、行きたいところへ行く。会いたい人に会う。
もし好きな人ができたら、いっしょに映画を観に行ったり、芝居を観に行ったり、おいしいお酒を飲みに行ったりすればいいのです。
「貯金より貯筋」と言って、鎌田の健康づくりは筋肉を大事にしています。
命の長さよりも、その人に与えられた寿命があるあいだ、最後の最後までピンピン元気に、行きたいところに行けるための身辺整理をしておくことが、鎌田の健康づくりの中心です。

