金融業界で実績をあげながら、NPO活動を通して社会に貢献する──。一見、水と油のように見える行動を同居させているのが、NPO「Living in Peace」代表理事の慎泰俊氏だ。投資ファンドでの仕事をする一方で、なぜ児童養護施設の支援や、カンボジアやベトナムで貧困層を対象とするマイクロファイナンス機関の支援を手がけるのか。田原氏が、いま注目の社会起業家の本音に迫る!
リビング・イン・ピース 代表理事 
慎 泰俊

【田原】慎さんは学生のころは何をしようと思っていました?

【慎】じつは弁護士になりたかったんです。大学では人権運動をやっていて、アフガニスタン紛争やイラク戦争に反対するデモに参加していました。

【田原】人権運動に参加したのは、ご自分のことと関わりがあるのですか。