ここ数年、補助金やボランティア頼りではなく、ビジネスの手法を活用して社会変革を目指す「社会起業」というスタイルで起業する若者が目立っている。その先駆けが、病児保育事業を展開するNPO法人「フローレンス」代表の駒崎弘樹氏だ。若き社会起業家の目に、日本はどう映っているのか。田原総一朗が本音に迫る。

病児保育の仕組みに行き着いたわけ

フローレンス代表理事 駒崎弘樹氏

【田原】駒崎さんは、病児保育をNPOで行っています。これは、どういうサービスですか。

【駒崎】一般の保育園は、子どもが熱を出すと預かってくれません。親が看病できればいいのですが、仕事があってどうしても休めない場合もあります。そのとき保育園に代わって子どもをお預かりするのが病児保育です。

【田原】病児保育をNPOで始めるようになった経緯をお聞きしたい。駒崎さんは、最初、どこかに就職されたのですか。