記憶に頼らずスケジュールに書いて粛々とこなす
でも、こう思いませんでしたか。
そんなことをイチイチ覚えていられるかな……と。
大丈夫。誰もができる、とっておきの方法を紹介しましょう。
実に簡単。すべての口約束をスケジュールに書くだけで解決できます。
「佐藤様、連絡(**の件)」だけでOKです。
たったこれだけ。後は粛々とこなすだけ。
つまり、記憶に頼らず、スケジュールに従うのが正解というわけです。
実際、私もこの方法をとっていますが、忘れっぽい私でも絶対に忘れません。
モチベーション研究の第一人者、コロンビア大学の社会心理学者ハイディ・グラント・ハルバーソン氏の著書でも具体的な行動に落とすことで実行する確率が300%になるとの研究が紹介されていますので、やらない手はないでしょう。
さらに言いますと、もっとズルい裏技もあります。
メールのタイマー設定(送信予約)を使う方法です。
「2月に入ったら連絡しますね」と伝えたタイミングで、メールの送信予約(2月に送信されるよう)を設定しておけば、何が起ころうとも、約束は履行できるというわけです。
「その節はありがとうございました。2月に連絡をすると申していた**の件でございますが、お変わりはございませんでしょうか。また、ご不明な点等、ございましたらおっしゃってくださいませ。さて、もし、よろしければ3月に入ったあたりにお打合せの機会をいただけませんでしょうか」と。
結論です。小さな「些細な口約束」ほど、必ず履行してみてください。
たったこれだけで、あなたの信用がグッと高まります。