10球中10球が同じ感触「均一性」で信頼獲得

バレーボールを楽しんだことがある人なら、一度は「MIKASA」のロゴが入ったボールを使ったことがあるでしょう。ミカサのボールは、FIVB(国際バレーボール連盟)が主催する試合の公式試合球になっています。下部組織の大陸連盟(アメリカ、中南米、ヨーロッパ、アジア、アフリカ)すべてでも公式試合球。近年では2024年に開催されたパリオリンピックのバレーボールの試合で公式球として採用されています。

佐伯 祐二
佐伯 祐二 ミカサ社長
1970年、広島県生まれ。94年関西学院大学社会学部卒業。新卒でニッパツに就職。その後日本鋲螺を経て、2013年にミカサ入社。14年より現職。

試合本番で使われる球は、練習でも選ばれやすい。シェアについて確かなことは言えませんが、世界でもっとも親しまれているバレーボールの一つだとは言えるでしょう。

ミカサは広島県の企業です。どうして日本の地方メーカーが世界一のバレーボールメーカーになれたのか。それはバレーボールに参入した初期から世界戦略を描いていたからにほかなりません。

(構成=村上 敬 撮影=大野方裕)
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