現場重視の姿勢で再建の熱意を伝達

「カネボウからセーレンへの移管が決まってからの数カ月、経営トップが現場、現物をよく見ていなかったのは申し訳なかった」

<strong>「かけ声では意識は変わらず、自主性にまかせることが大切」</strong><br>言葉だけでなく、さまざまなチャネルを通して社員とのコミュニケーションをとるセーレンの川田達男社長。
「かけ声では意識は変わらず、自主性にまかせることが大切」
言葉だけでなく、さまざまなチャネルを通して社員とのコミュニケーションをとるセーレンの川田達男社長。

セーレンの川田達男社長はKBセーレンの社員への初めての挨拶をこう切り出した。すると旧カネボウ社員の間に、「これはお詫びや!」という声にならぬどよめきが広がった。「赤字なので叱責を覚悟していたのに、意外だった」と琵琶湖畔に立つ長浜工場の社員は語った。