取引先の担当が替わることはあっても、職場の人間関係はずっと続くもの。ちょっとした気遣いや心配りひとつで気持ちよく働くことができます。

1.【挨拶・雑談】階段を下りていて上司とすれ違うときは

Q. 階段を下りていたら、下から上司が上がってきた。まだこっちに気づいてない様子だ。いち早く挨拶をしなければと緊張が走る。その場から挨拶しても失礼に当たらないだろうか。

A. 上の位置から上司に挨拶するのは好ましくありません。とはいえ同じ段でずっと待っているのはさすがに恐縮しすぎです。まず上司が気づいたら軽い会釈をして、3~4段まで近づいたらそこで待機を。同じ段で上司と並んだとき、体を向けて挨拶するようにしましょう。踊り場があるときは、そこまで下りていき、上司が踊り場に上がってくるのを待ってから、挨拶をするのもよいでしょう。(マナーのプロ 伊東絹子氏)

2.【席次】エレベーターで上司と2人きりになったら

Q. エレベーターに乗り込んだら、上司と2人きりに。気まずい沈黙が広がる中、一体何を話せばいいだろうか……。

【×】(沈黙に耐えられず)「最近、どうですか」
【○】相手が話しかけるのを待つ

A. 無口でも感じさえ悪くなければ、日本では否定的に受け取られません。ムリして話さないほうがいい。挨拶した後は、にこやかな表情で「話に応じます」というムードを出し、目上の者から口火を切るのを待つべきです。(心理学博士 榎本博明氏)

3.【ホウレンソウ】急な休みをとりたいときは

Q. 来週、休みをとりたい用事ができてしまった。「休みは早めに申告しろ」が口癖の上司になんて言えばいい?

【×】この日、休みをいただきます
【○】このあたりで休みたいのですが、よろしいでしょうか

A. 有休をとろうとするとき、当然の権利とばかり申し立てるのはNGです。上が下の意見を尊重してくれるのは、学校まで。急なお願いであることに対して、申し訳なさそうな態度で、うかがいをたてるべきです。(榎本)