料理愛好家
平野レミさん

東京生まれ。フランス文学者・平野威馬雄氏の長女。夫はイラストレーターの和田誠氏。“シェフ料理”ではなく“シュフ料理”をモットーに、テレビ、雑誌で数々のアイデア料理を発信。人間ドックで「5年間来なくていいです」と言われた健康体を武器に、講演会やエッセイを通じて、明るく元気なライフスタイルを提案。また、特産物を使った料理で全国の村おこしにも参加している。『平野レミと明日香の嫁姑ごはん物語』(セブン&アイ出版)、『平野レミのつぶやきごはん~140字レシピ』(宝島社)など、著書多数。
 

私は無精で気短だから、料理がパッとできないとイヤなの。面倒くさい料理は食べに行っちゃえばいいと思ってて。だから簡単に何かできないかなといつも考えてるの。買い物に行くの面倒くさいなと思うと、冷蔵庫の中にある食材で作ってみようと試したりしてね。

料理は小さな頃から大好き。ござを敷いてままごとしてさ、葉っぱがお皿になってて、それにのっけて「どうぞ」ってやりあって。それで食べられるものができあがるんだから、「料理って大人のままごとじゃん!」って。こんな幸せなことがあったのかという感じ。最高よね。