京セラ発のフィロソフィと部門別採算制度という2大稲盛メソッドをKDDI、JALだけでなく国内外のあらゆる企業・団体が採用を開始。加速度的にコストが下がり、飛躍的に業績が上がる奇跡の現場に密着。
ふと、取材メモを取る手を止めると、目の前の日本航空(JAL)の地上スタッフ、高瀬菜海の目に涙が浮かんでいた。「JALフィロソフィ」の中でどの言葉が好きか質問したときだ。
「『美しい心をもつ』。私はこの言葉が好きです。私たちの心がすさんでしまったら、お客様に最高のサービスが提供できなくなってしまうからです」
JALフィロソフィとは、再建に向けた社員の行動指針で、破綻後、立て直しのため会長職に就いた稲盛和夫(現名誉会長)の経営哲学をもとに、つくり上げたものだ。「人間として何が正しいかで判断する」「売上を最大に、経費を最小に」……簡潔な言葉が40個並ぶ。
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