京セラ発のフィロソフィと部門別採算制度という2大稲盛メソッドをKDDI、JALだけでなく国内外のあらゆる企業・団体が採用を開始。加速度的にコストが下がり、飛躍的に業績が上がる奇跡の現場に密着。

※第1回はこちら(http://president.jp/articles/-/13116)

機長の荒川里留にはもう一つ、意識が変わった面がある。それはフィロソフィの中で「一番好き」と答えた「最高のバトンタッチ」という言葉に端的に表れる。

「今まではわれわれ運航乗務員がお客様を運んでいるという意識があり、横のつながりが弱かった。本当は、各部署が役割を担い、最終的な段階でわれわれのところにお客様が来られる。だから、最高のフライトを提供しなければいけない。そう考えられるようになりました」