フォローメールや心配りの一言を

たとえば、挨拶や御礼です。フォローメールや心配りの一言、ちゃんと部下に伝えていますか?

確かに、これがなくても何ら責められることはありません。でも不要だからと軽視すれば、いい人間関係は築けません。

あなたが部下だったとき、リーダーから「ありがとう」「助かったよ」と言われたときのことを思い出してください。きっと、嬉しかったですよね?

時間や仕事術に効率を求めるのは大切です。が、人間関係においては、非効率が効率を生むこともあるのです。逆に効率を求めるあまり、省くと成果にならないこともあります。ムダを省き、効率を求める現在だからこそ、お忘れなく。

人間関係においては非効率が効率を生むこともある

缶ポタ1缶でいい。感謝は目に見える形で

「部下にはちゃんと日ごろから感謝を伝えよう!」

たいていのリーダー本には、そんな正論がイヤというほど書いてあります。でも実際は、そんな気持ちがあっても言葉にするきっかけがなかったり、照れ臭かったりと言語化できない上司は意外と多いものです。

実際、私が50店舗のアパレル店社長をしていたころ、当然50人の店長がいて、それぞれに部下がいました。しかし、その部下たちに謝意を言えない店長たちがたくさんいました。

だから私は店長会のたび「部下に感謝を伝えよう。もしも言えないなら、缶のコーンポタージュ(缶ポタ)1つでもいい。『いつもありがとう。大したものじゃないけど、これでも飲んで!』と渡してあげなさい」と言っていました。

コーンポタージュスープ
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※写真はイメージです

感謝は、表現して初めて伝わるものです。よく「いつも感謝している」と言いますが、言葉や形にしないと伝わりません。これでは「感謝していない」と同然です。

ですから、これは感謝表現の鉄則です。方法は何でもいい。言葉でも、手紙でも、行動でも。それこそ缶ポタ1つだっていいでしょう。むしろこれだけ「ありがとう」を言えない上長が多いのですから、その一缶には絶大な効果があると思いませんか?