話題のビジネス書をよく読むけれど、なかなか当たりの本に出合わない。そう感じている方は、ぜひ古典を読んでいただきたいと思います。

年間に数多くの書籍が発行される中で、いい本を選ぶのは大変難しい作業です。その中で、「時代を超えて読み継がれ続けてきた」という事実は価値の高さを担保しており、はずれの本をつかむ可能性が格段に下がります。

調達コンサルタント・未来調達研究所取締役 坂口孝則 Takanori Sakaguchi 1978年、佐賀県生まれ。大阪大学経済学部卒業後、電機メーカー、自動車メーカーで調達・購買業務に従事。サプライチェーン分野の知識を使い、ものづくり領域の先端解説などを行う。著書多数。
調達コンサルタント・未来調達研究所取締役
坂口孝則 Takanori Sakaguchi
1978年、佐賀県生まれ。大阪大学経済学部卒業後、電機メーカー、自動車メーカーで調達・購買業務に従事。サプライチェーン分野の知識を使い、ものづくり領域の先端解説などを行う。著書多数。

古典を読むと、その問題意識のほとんどは現代に通じていることがわかります。たとえば、昨今問題視されている国家とプライバシーのありようは、哲学者のフーコーが緻密な議論を重ねてきたものです。現代の自己啓発書は、過去の哲学書に書かれた内容を薄めたものと言っても過言ではありません。

(構成=川口昌人)
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