人間関係や健康問題のような「正解のない悩み」。AIを使って解決に導くには、どうすべきなのか。問題解決だけではなく、AIリテラシーも身につく活用法をITジャーナリストが伝授する──。

壁打ち相手として使い倒そう

悩みを人に相談することに抵抗を感じるという方は少なくないでしょう。ですが、悩みから目を背けるのは好ましいことではありません。悩みの種類や程度にもよりますが、解決を先送りすることで後々のダメージが大きくなる可能性もありますし、精神的にもあまり良い影響はないでしょう。

それでも人に相談するのは抵抗があるという方は、OpenAIのChatGPTや、GoogleのGeminiなどのチャット型AI(人工知能)を使って解決の糸口を見いだしてみるという選択肢があります。

このとき気を付けたいのが、人間関係や健康問題といった明確な答えが存在しない悩みに対しては、「AIが正解を出してくれるわけではない」ということです。AIは数学の問題などには明確な回答を出力してくれますが、たとえば「職場の人間関係に悩んでいる」という悩みをAIに投げかけると、「気の合わない人は仕事上のパートナーだと割り切って接しましょう。ハラスメントは労働基準監督署に相談しましょう」というような、一般的な回答が出力される傾向にあります。

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