心を亡くすと書いて「忙しい」と読むのだ、とさんざん聞かされてきたはずが、相変わらずSNSは手を替え品を替え、人々の多忙自慢に溢れている。

休暇旅行の投稿すら、あちこち分刻みで移動して逐一写真を撮って、絶対心の休まる隙なんかなかろうよ、と思うのは暇な私のひがみか。

『忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方』
『忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方』
●デニス・ノルマーク、 アナス・フォウ・イェンスン 著 山田 文 訳●サンマーク出版 ●本体価格1,900円+税

さて、今回取り上げるのは本国デンマークの首相が熱心に薦めたという、北欧らしい合理的な働き方論。多忙な人々は「週70時間以上働くと15時間は何もしていないことになる」との現実を聞いてどう思うだろう。私やあなたの労働の実に約5分の1は「無」なのです。これまで何度も「労働時間が長いほど生産性はむしろ低くなる」と教えられ、頭ではわかっているのだけれど、習い性なのか、あるいは勤勉さ崇拝のようなものに突き動かされてか、どうにも働かずにはいられない現代の我々だ。

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