苦しくて受診しているのに、うまく理解してもらえない――。そんなときは、「伝え方」に問題があるのかもしれない。痛みを具体的に表現して、原因を特定するための技術を専門家に聞いた。
安静に過ごすことが逆効果になる場合も
肩こりや腰痛、ひざの不調など、慢性的な痛みに悩む人は決して少数派ではありません。製薬会社のムンディファーマが2010年に実施した大規模調査によれば、成人の22.5%、推定で約2315万人が「3カ月以上続く慢性疼痛」に悩んでいます。つまり、日本人の5人に1人は何らかの痛みを抱えながら日々を過ごしている状況と言えます。
一方で、自分が抱えている痛みがどのような性質なのかを言葉で説明したり、言語化したりすることができないために、ベストな治療を受けることができていないケースも散見されます。
痛みを放置していると、不眠や抑うつといった症状が引き起こされる場合があります。また、痛みが長引くことでストレスが増加し、記憶力や注意力、認知機能、運動機能などの低下を招くという結果が、多くの臨床研究で示されています。
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