東洋水産の袋麺「マルちゃん正麺」が売れている。同製品の特徴は、生麺のようなコシのある食感にある。昨年11月の発売開始当初、同社は年間100億円を販売目標としていたが、200億円に上方修正。生産ラインを増設し、対応する。

加工食品で同規模を売り上げた新商品となると、2002年に発売された日清食品のカップ麺「日清具多」まで遡る。飲料を除く加工食品全体を見ても、「マルちゃん正麺」のヒットは、10年に1度あるかどうかの水準だと言えよう。

(構成=プレジデント編集部)
【関連記事】
ハウス食品「のっけてジュレ」大ヒットの作り方
ルイ・ヴィトンと無印とカレーの共通点
販売総数4億本!「消せるボールペン」大成功の法則
市場10倍「食べるラー油」大ヒットの仕掛け
売り上げ3倍「山スカート」はなぜ、女心をつかめたか