コロナ禍でもしぶとく生き残る職業の具体名
それでは、生き残る職業とは何か。テレワーカビリティが40~60%と高く、自動化リスクの確率が20%以下の職業は以下の通りだ。
マネジメントの職業
コンピュータ・数理の職業
建築・エンジニアリングの職業
自然科学、社会科学の職業
コミュニティ/社会サービスの職業
教育、訓練、司書の職業
アート、デザイン、エンターテインメント、スポーツ、メディアの職業
医療・看護・技師の職業
コンピュータ・数理の職業
建築・エンジニアリングの職業
自然科学、社会科学の職業
コミュニティ/社会サービスの職業
教育、訓練、司書の職業
アート、デザイン、エンターテインメント、スポーツ、メディアの職業
医療・看護・技師の職業
これらの職業に共通するのは創造性の発揮が期待される専門職人材だ。マネジメントの職業も含まれているが、マネジメントといっても単に課長、部長という役職を指すのではなく、プロジェクトや部下を動かすことができるプロフェッショナルのリーダーを指す。
また、コンピュータやエンジニアリングの専門家にはデジタル技術者などアフターコロナの技術革新を担う専門人材も含まれる。
前出の三菱総合研究所の調査によると、日本には技術職・研究職、金融・保険専門職など「分析的なタスクで非ルーティン業務に従事する人」は900万人存在する。しかし、こうした技術革新をリードする専門職人材は2030年には170万人が不足すると予測している。
コロナショックを契機に前述した3密回避のビジネスモデルへの転換が叫ばれており、専門人材に対するニーズはすでに高まっている。多くのビジネスパーソンも今後、スキルやキャリアチェンジを迫られることになるだろう。