健康維持につながる食習慣は何か。医師の牧田善二さんは「アルコールは飲みすぎなければ血糖値を下げ、患者さんにもおすすめしている。私はウイスキーにはまっているが、食事時に家族や友人とおしゃべりしながら飲むのにおすすめのお酒がある」という――。

※本稿は、牧田善二『糖が脳を破壊する』(SB新書)の一部を再編集したものです。

お酒の入ったグラスで乾杯をする人
写真=iStock.com/AEKACHAI LUNGMIN
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血液をドロドロにして血流を悪化させないために

習慣 1日2リットルの水を飲む

血流は、全身の健康にとっても脳にとっても非常に重要なファクターです。

脳の血流が悪くなれば思考力が落ちるだけでなく、ひどくなると、しびれやろれつが回らないといった症状が起きることがあります。これは「一過性脳虚血発作」といって、脳卒中のまえぶれと考えられます。たとえ症状が落ち着いたとしても、決して甘く見ることなく医療機関を受診する必要があります。

このように、血液をドロドロにして血流を悪化させないために、日ごろからしっかり水を飲んでください。

日本の夏は「酷暑」が当たり前になってしまい、水分摂取の重要性を国民の誰もが理解するようになりました。こうして身につけた「こまめに水を飲む」という行動を、1年を通した習慣にしましょう。

季節に関係なく、私たちは汗や尿として1日約2.5リットルの水分を排出しています。だから、脳や体を正常に動かすために、その分を補わなければなりません。

食事自体にも水分が含まれていますし、お茶を飲むこともあるでしょうから、それとは別に1日2リットルを目安に、ミネラルウォーターや浄水器を通した水を飲むようにするといいでしょう。