無責任上司、事なかれ部下、わがまま同僚……。そんな人たちに「こっそりお仕置き」をするには、どうすればいいのだろうか。「プレジデント」(2017年7月31日号)の特集「人を動かす黒い心理学」より、職場での3つの実例をご紹介しよう。第1回は「後輩を懲らしめる会心の一言」――。(全3回)
先輩が後輩に発した衝撃の一言とは
最初に紹介するのは言葉による働きかけだ。強い言葉を相手にストレートに言ってしまうとパワハラだと訴えられるケースも多い。そこで近年用いられるのが、周囲の人が見てもパワハラとは捉えられない婉曲表現を使う手法だ。
大手印刷会社に勤める市谷慶一郎さん(仮名・34歳)が目撃したのは、空いた時間があれば情報収集と称して私用SNSをする若手に先輩が放った一言だった。市谷さんはこう証言する。
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