無責任上司、事なかれ部下、わがまま同僚……。そんな人たちに「こっそりお仕置き」をするには、どうすればいいのだろうか。「プレジデント」(2017年7月31日号)の特集「人を動かす黒い心理学」より、職場での3つの実例をご紹介しよう。第2回は「情報格差に苦しむ時短社員の反撃」――。(全3回)

働かないベテランを一掃する会心の制度

組織の上層部で意思決定できるポジションにいる場合には、組織の決定事項として“指導”をすることもあるという。

渋谷由香さん(仮名・36歳)は人材系企業の人事部で働いている。渋谷さんの会社では、社員の若返りを図ろうと、若手の早期昇進を積極的に進めてきた。

「実力のある社員をどんどん部長に抜擢していきました。結果、シニアのプレーヤー社員が増えた。彼らのなかには完全にやる気をなくし、サボタージュを繰り返す明らかな職務放棄や、日中にパチンコに通う証拠写真が出てきた人もいました」