松永久秀が改修した天理の龍王山城
大和に、順慶の最大の宿敵となる男が姿を現した。約15年間、大和を含む畿内を支配した三好長慶の寵臣・松永久秀である。1559(永禄2)年、久秀は大和へ本格的に進出し、大和各地の国衆を圧迫しながら勢力を拡大した。幼い順慶を当主とする筒井家も、その攻勢にさらされる。順慶は一時大和を追われ、河内へ逃れることになった。
十市家も筒井家と並ぶ大和の有力国衆だったが、耐えられず久秀の支配下へ。標高586mの龍王山に築かれた居城の龍王山城(奈良県天理市田町)は、久秀の手により大幅改修された。





