誤った印象の蓄積→「事実」として固定化
日本は文化の国であり、同時に政策の国です。マンガやアニメは世界に誇るべき力ですが、それだけでは日本の全体像は伝わりません。防災技術、半導体戦略、外交努力など、日本は静かに、しかし確実に国際社会を支えています。
問題は、それが十分に知られていないことです。知られていなければ、評価もされません。そして評価されなければ、誤解が入り込む余地が生まれます。誤った印象が積み重なれば、それはやがて「事実」のように扱われてしまいます。イメージはゆっくりと形づくられ、気づいたときには修正が難しくなります。
だからこそ、日本は自らの姿を、自らの言葉で、わかりやすく語り続ける必要があります。派手な宣伝ではなく、丁寧な説明を積み重ねることが大切です。
自分の物語を自分で語らなければ、誰かが代わりに語ります。しかも、たいていはあまり都合のよくない形で。

