誰かに話したくなる「血液型の豆知識」
蒸し暑く体調を崩しやすい梅雨の時期は、さまざまな感染症への警戒も必要になる季節です。日々の健康管理に関心が高まる中、体を守る免疫や病気リスクと深い関わりがあると言われているのが「血液型」です。今回は血液型にまつわる豆知識をテーマにした、大阪大学名誉教授の深瀬浩一さんによる記事を3本お届けします。
1本目は、血液型分布の地域差と人類の進化について解説した記事です。日本で多いのはA型ですが、世界を見るとその割合には驚くべき偏りが存在します。一見すると不思議なこの地域差の裏には、人類が長年の間、生き残りをかけて闘ってきた「あるもの」の存在がありました。地域によって血液型の分布が異なる謎に迫ります。
2本目は、血液型と病気リスクの関係についての記事です。分子生物学の観点から、最初に誕生した人類の血液型はA型のみだったことが判明しています。そこから現在のように複数の血液型が生まれた背景には、人類を滅亡の危機から救うための驚くべき生存戦略が隠されていました。
3本目は、血液型の遺伝パターンに関する記事です。A、B、Oという3種類の対立遺伝子の組み合わせにより決まるカラクリを解説しています。同じ血液型でも遺伝子構成が異なるケースなど、両親から子供へどのように受け継がれるのか、意外と知られていない“血液型の法則“をひもときます。
血液型に隠された進化の歴史や遺伝の仕組みを知ることで、自分の体質への関心がさらに深まるはずです。誰もが関係している血液型から、私たちの祖先について考えてみませんか。
日本人に突出して多いのはA型だが韓国は全く異なるのはなぜか…"血液型に刻まれた人類の進化と適応の歴史"
(2026年3月5日公開)
地域によって血液型の割合が異なるのはなぜか。大阪大学名誉教授の深瀬浩一さんは「血液型の分布には人類の進化と適応の歴史が刻まれている。血液型によって感染症への感受性が異なり、その地域で長期間にわたって流行した感染症への自然淘汰が、数千年・数万年をかけてその地域の血液型分布を形成したと明らかになってきている」という――。<続きを読む>
「血液型で病気リスクがこんなに違う」O型の発症率が66%も少ない「世界で約100万人が命を落としてきた病気」
(2026年3月8日公開)
命を奪う感染症の発症率が低い血液型は何か。大阪大学名誉教授の深瀬浩一さんは「分子生物学の分析によると、最初に存在した血液型はA型だとわかっている。しかし人間の血液型がA型だけだった場合、A型にとってリスクの高い感染症が流行すれば、人類は滅亡に至るため、命を奪う感染症に罹りにくい血液型が生まれた」という――。<続きを読む>
「両親共にA型」なら子供はA型かO型、では「父親A型で母親B型」の子供は何型か…血液型の遺伝パターンのカラクリ
(2026年4月8日公開)
血液型はどうやって決まるか。大阪大学名誉教授の深瀬浩一さんは「血液型には、A遺伝子・B遺伝子・O遺伝子という3種類の対立遺伝子が存在する。対立遺伝子の組み合わせにより、同じA型やB型でも、遺伝子構成が異なる場合がある」という――。<続きを読む>




