表面的に謝罪しつつも本心は「自分は悪くない」

農林水産大臣を務めていた江藤拓氏が、5月18日の佐賀市での講演で「コメを買ったことはありません。支援者の方々がたくさんくださるんですね。まさに売るほどあります、私の家の食品庫には」と発言した。米価が高騰し、多くの国民が困っていたこともあって、この発言は大炎上。江藤氏は参議院農林水産委員会で「たしかにうける話ではなく全くピント外れだったと思う。全く庶民感覚がないと断じられるような発言をしてしまったことはまさに恥ずかしい。返す返すも不適切な発言だったとおわびを申し上げたい」と陳謝した。それでも、江藤氏に対する批判は一向におさまらず、結局辞任に追い込まれた。

江藤氏に限らず、政治家の発言が世間で問題視され、反感や怒りを買うことは少なくない。「国民の感情を考えれば適切ではなかった」と後から反省の姿勢を示し、釈明や陳謝をするにもかかわらず、国民の感情を逆なでする失言がなくならないのはなぜなのか?

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