「扶養」と引き換えに、夫の社会的リソースと稼ぎを知らず知らずに食いつぶす「タガメ女」。もしやあなたも「タガメ女」に捕まった「餌」……?

今、専業主婦とサラリーマンの夫を

「日本をダメにする元凶」と一刀両断にする本がある。いわく「女はガッチリと男を捕まえて、月1万円というお小遣いで、チューチューと夫の収入と社会的リソースを吸い尽くす『タガメ女』。男はグッタリとして吸い尽くされ、最後は骨と皮になって死んでしまう『カエル男』」(『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』深尾葉子著/講談社+α新書より)。この捕食者と餌の関係を「幸福」とするのが、スタンダードな日本の夫婦だというのが本の趣旨。

チェックリストを見ていただくとわかるが、盤石なセレブ妻とタガメ女はやはり違うという結論に達した。圧倒的な差は「愛があるか」「リスクを取る覚悟があるか」「幸せか」である。タガメ女は一見幸福に見えるが、「家庭に閉じ込められた怒りと閉塞感」を抱え、結局男も女も不幸になっていく。