逆流性食道炎の発症原因とは
新年度がスタートして1カ月、会食などで食べたり飲んだりする日々が続いて、「胸焼け」を起こすことはないだろうか。胸焼けとは、みぞおちの辺りが熱く焼けるような不快感、胸のあたりが重苦しい(または痛い)、酸っぱいものが上がってくるなどの症状を指す。原因は、胃の内容物(主に胃酸)が食道に逆流することがひとつにある。そして食道の粘膜が胃酸によって炎症を起こしている状態を「逆流性食道炎」という。その診断や対処法などについて取り上げたい。
がん研有明病院院長補佐で上部消化管内科部長の後藤田卓志医師は、「現代病ともいえる」と指摘する。
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