仕事で結果を出せないときには、どうすればいいか。3人組のYouTubeグループ「ニートと居候とたかさき」(チャンネル登録者数28万人)のメンバーで、映像クリエイターのたかさきさんは「自分の得意分野を探していろいろやってみるのがいいのではないか」という――。(第2回/全3回)

※本稿は、ニートと居候とたかさき『嫌なこと全部逃げてみた アラサー男3人のがんばらない日常』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

積み木が高い人と低い人のイメージ
写真=iStock.com/hachiware
※写真はイメージです

お笑い芸人からクリエイターへ、コロナ禍で転職

ニート……野尻
居候……南
たかさき……たかさき

家主の「たかさき」です。

クリエイターとして、主に映像制作の仕事をしています。

クライアントは、企業や行政など様々。セミナーの仕切りや配信、登壇まで僕が担当している案件もあります。ほかには農家さん向けのCMをつくったり、ミュージックビデオをつくったり……。映像ソフトの動画教材を制作したこともあります。それからポップアップイベントの主催、洋服のデザインから販売までなど。いろんなことをやってます。

改めて仕事内容を羅列すると多岐にわたっているように見えますが、一つひとつの仕事は意外と誰にでもできることだと思います。

ただ、昔からずっとクリエイターをしているわけではありません。この仕事をするようになったのは、2020年の半ばから。コロナ禍が深刻化してきた時期です。

当時、僕は26歳。今はうちの居候である南と「サンプル」というコンビを組んで芸人をしていました。テレビに出るなど少しだけ結果を残すことができましたが、コロナ禍に入り、僕は壁にぶつかりました。