コロナの恩恵を受けたテレビ朝日

世間が新型コロナウイルスによる混乱を受けつつも、多かれ少なかれその“恩恵”を受けている業界の一つがテレビ業界だ。3月にダイヤモンド・プリンセス号内に感染者が確認されて以来、国民のコロナへの関心が高まっていることもあり、報道番組は連日高視聴率を記録している。

特に緊急事態宣言が出た4月7日以降、各局の報道番組は軒並み好調で、4月15日放送の「報道ステーション」は、視聴率20.6%を記録。緊急事態宣言以前は、同番組は視聴率上位にランクインしなかった事実を見ると、テレビ朝日はコロナの恩恵を受けていると言えるだろう。

だが、その代償も大きかった。4月11日、同番組のメインキャスターである富川悠太アナウンサーが新型コロナウイルスに感染したことが判明。結果として、テレビ朝日はコロナ禍においてもっとも注目を集めたテレビ局となったと言えるだろう。

そんなテレビ朝日において、もうひとり連日注目を集める人物がいる。それが「羽鳥慎一モーニングショー」)にコメンテーターとして出演している同社社員の玉川徹氏だ。