日本式パンケーキもチーズケーキも、これまでにアメリカになかった新しさ、そして世界一の長寿国日本の強みでもある、ヘルシーな食のイメージが強く働いているのも見逃せない。そういう意味では日本のブランドにもチャンスがあると言っていいだろう。
よく変化するマーケットでスナックは激戦に
スナック文化が注目されると同時に、食品大手もスタートアップも新たな世代をターゲットに新たなスナック・アイテムの開発を進めている。
一方、集中力が持続する時間が短いミレニアル・Z世代のテイストは、いつどこでどう変化するか分からない。そんな中でビジネスは常に新しいアイテムを注入し続ける必要もある。
TAIYAKI NYCでもクマのキャラクター「ケアベア」とのコラボや、メニューにトレンドのスフレ・パンケーキをいち早く取り入れるなど、常に新しい製品と話題を注入することで、顧客の新鮮な関心を得る努力を惜しまない。
日本からの進出ブランドも、今後は常に新たなトレンドが生まれ続けるマーケットの現状を見極めていくことが大きな課題になりそうだ。(続く)