上司がこの4タイプなら昇格・昇進はムリ

サラリーマンの昇格・昇進は仕えた上司で半分は決まると言われる。とくに入社間もない若い社員にとっては上司を選べないだけにどんな上司に当たるかはまさに運次第ということになる。

もちろん会社の人事部も、配属先を決める場合はそれなりに気を遣っている。食品業の人事部長はこう語る。

「最近の新人はちょっと叱られただけで折れやすい面もある。本人の適性を見ながら、あの課長ならやさしく指導してくれるだろうという人を選び、部門長と話し合って決めている。部下に厳しい上司の場合は、ある程度耐えられそうな新人を配置するなどしている」

だが、新人の多い企業では全員に目が行き届くことは難しいし、せっかく配慮しても上司との相性で上手くいかないケースもある。

また、上司の中には部下を育成するどころか、部下を潰してしまうとんでもない上司もいる。企業の人事部の証言から得たそんな上司を類型化すると、以下の4つのタイプとなる。

(1)部下依存(上意下達型)上司
(2)「おれの背中を見ろ」上司
(3)独裁型上司
(4)「飼い殺し」上司