役員=経営陣にまで出世できる人は一握り。部課長止まりの人と、どう違うのか。正念場の行動パターンから読み解いてみよう。

修羅場経験はなぜ必要なのか

使われる側ではなく使う側。企業社会のエリートといえるのが取締役や執行役員だ。そこへ昇りつめるのは、どんな人だろうか。

学歴や職歴、年齢、性別などの属性において、定量的なデータを示すことは可能である。ただ、それだけでは「役員になる人」の顔は見えてこない。

たとえば、ある人があるタイミングで部長に昇進したという職歴の背後には、当人が課長時代にどのような働きをしたかという「行動」の裏付けがあるはずだ。とりわけ、苦境や重圧がかかる場面でどう行動したかは、その後の出世を大きく左右するだろう。