見込みのない新事業を託されたとき

現場感覚として、どう見てもうまくいきそうにない事業を立ち上げる。そのとき責任者を命じられたらどうするか。プロノバ社長の岡島悦子氏がいう「修羅場」のひとつだ。

岡島氏は過去14年にわたり、企業経営の「かかりつけ医」として年間200人の経営者にアドバイスを行うほか、経営幹部の育成やヘッドハンティングに関わってきた。幹部育成では、幹部候補の選抜から始まり、5年ほどをかけて執行役員クラスの人材を育てている。累計すると、およそ3万人ものエグゼクティブのキャリア形成に関与してきたという経歴だ。

(宇佐美雅浩=撮影)
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