人生80年時代で親の再登板が容易に
親がいったん子に社長の座を譲ったものの、気が変わって再登板する「親復権型」の事業承継トラブルが後を絶たない。

昨年は、創業者である父と娘が経営権をめぐって争った大塚家具のお家騒動が大いに注目を集めた。上場企業ばかりではない。赤福餅で有名な和菓子店の赤福では、消費期限偽装問題で退いた父に代わって長男が経営の指揮を執っていたが、経営方針の違いで親子の対立が表面化し、2014年4月、長男が社長を解任され、母親が新たに社長に就任している。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
