買った名簿でのテレアポは危険!?

営業秘密を保護する不正競争防止法が改正され、2016年1月1日から施行された。改正内容は多岐にわたるが、影響が大きいのは、営業秘密のうち製造技術上の秘密を使ってつくられたものを、第三者が譲渡したり輸出入したりする行為が禁じられたことだ。

具体例で説明しよう。12年に新日鉄住金は、電磁鋼板に関する営業秘密を不正に取得したとして韓国鉄鋼大手ポスコを提訴した(15年9月に和解)。当時、新日鉄住金が提訴できるのは、電磁鋼板の技術情報を不正に盗んで使ったポスコまでだった。しかし改正後は、盗んだ技術でつくった電磁鋼を譲渡したり輸入したりした業者も提訴できる。