領収書の「宛名」に意味はあるのか

会社の経費計算でレシートを提出したら、経理から「領収書じゃないとダメ」と言われたことのある人もいるだろう。しかし税法上、領収書とレシートは区別されていない。法的に違いがないのに、なぜレシートではなく領収書を求める会社があるのか。

領収書とレシートの最大の違いといえば、宛名の有無だろう。税理士の山田真哉氏は次のように指摘する。

「会社が領収書やレシートを提出させる理由の1つは、社員の不正請求を防ぎ、無駄な費用を減らすため。その点でいうと、わざわざ宛名を書かなければいけない領収書は、社員にとって精神的な抑止力になりえます」