以前もアメリカ・サンディエゴ市からの帰途、JALの国際線に搭乗しました。京セラグループと私が、計画当初から寄付を続けてきた同市にあるジャパニーズ・フレンドシップ・ガーデンの日本庭園の起工式に招かれたときのことです。

機内でくつろいでいると、キャビンアテンダントの女性が「名誉会長、これが最後の1本ですので買っていただけますか?」と、やさしく声をかけてくれました。見ると、国際線だけで販売している芋焼酎の逸品「森伊蔵」です。

(岡村繁雄=構成)
【関連記事】
なぜアメーバ経営なら瀕死企業を救えるのか
間接部門の働きを数値化、全職員に経営感覚 -甲賀病院
突然の原料価格高騰。どう乗り越えるか
無気力社員を戦力化する"コンパルーム"
稲盛和夫の教え「フィロソフィ」と「部門別採算」 -日本航空代表取締役社長 植木義晴氏