いま、私に一軒の飲食店を任せてもらえば、何人かの人を雇って見事な店をつくってみせます。それは、ラーメン屋でも、おでん屋でも同じ。売り上げを増やし、コストを抑えるための創意工夫は、どの商売にも通じるからです。

実は私の弟が、最近になって京都市内で寿司店を開店しました。とはいっても本人は寿司を握れませんから、職人さん数人を雇い、彼が店をマネジメントしているわけです。先日、仕事の合間に時間が取れたので足を運んでみました。

カウンター席に座り、日本酒を口にしながら、好みのネタを握ってもらい、職人の方たちと話をしました。話題は自然と商売に向かいます。私は「魚はどこで仕入れているの?」と聞いてみました。すると、ベテランらしい一人が、朝早くから下京区にある京都中央卸売市場まで買い出しにいくのだと答えてくれました。

(岡村繁雄=構成 PIXTA=写真)
【関連記事】
社員一人ひとりに数字の意識を持たせるには
キュウリ「3本150円」vs「10本300円」の損得
ABC -作業の細分化でムダを省く魔法の原価計算
『心を高める、経営を伸ばす』
原価管理 -低成長時代における利益アップの近道