本人だけが理由を理解できない理由
グラフを拡大
アラサー女性の転職理由トップは「勤務時間や休日」などの待遇
アラサー女性の転職理由トップは「勤務時間や休日」などの待遇
転職相談にくる30代女性で、転職によってキャリアアップし、新天地で役員になれるくらいまで頑張りたいという人はあまりいません。この年代に特徴的なのは、結婚・出産をきっかけに(独身や子供がいない人であってもそれを視野に入れて)、働き方を見直すために会社を変わりたいという人が多いこと。希望を聞くと、勤務時間は長すぎず、家庭と両立できて、やりがいもある程度はあって、給料もそれほど悪くない職場……というように比較的要求が多いケースがままあります。けれどそんな都合のいい転職先はほとんどないのが実情です。
確かに、今の勤務先に時短勤務を申し出ても、思うように希望が通るとは限りませんし、仕事内容が変わってしまうこともあるでしょう。実際、私の知る例では、育休後に時短を申し出た結果、役職が下がり、アルバイトでもできるような仕事を命じられたため激怒して衝動的に退職してしまった女性がいます。しかし、最初から子供のために労働条件を緩和してくれて、条件もそれなりにいい転職先は見つからず、途方に暮れてしまいました。一般的に、新卒で入った会社のほうがまだ融通が利きやすいもの。会社としても仕事に慣れた女性に残ってもらったほうが新規採用よりも効率がいいからです。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
