女性の隠れた本音「化粧落としは面倒」

資生堂 長野種雅氏( ヘア・メンズ・ボディブランドユニット)

男性が思うほど、すべての女性が化粧することを楽しんでいるわけではない。社会人のマナーとして化粧をしているが、本当はめんどくさい、ましてや化粧を落とす作業はもっとめんどくさいという声は少なくない。汗や皮脂でくずれないようになっているファンデーションは、石けんで洗うだけではほとんど落ちないため、専用のクレンジング剤を使う必要がある。疲れて帰ってきたとき、風呂に入る前に一手間かかるのは大きなストレスなのだ。

「20~40代の女性の60%以上は、『スキンケアの中で簡単に済ませたい行為』の第1位に化粧落としを挙げています。化粧を落とさずに寝てしまった経験のある人は41%。その頻度が週に1回以上の人は21%もいることがわかりました」

そう話すのは、資生堂国内化粧品事業部ヘア・メンズ・ボディブランドユニットでマーケティングを担当する長野種雅(たねまさ)さん。そこで長野さんが仕事や子育てで忙しい女性のために開発したのが、朝、化粧をする前の下地として塗っておけば、お湯で洗うだけで化粧が落ちるという「フルメーク ウォッシャブルベース」(以下、FWB)だ。