韓流ファンの熱気で沸騰中の町、新大久保。駅や観光バスから降り立った女性客が向かう先は、韓流スターのグッズの店ばかりではない。韓国コスメショップも目的地だ。コスメ専門店は続々と増え、狭い地域にいまや20店以上がひしめいている。

りの粘液や蛇毒などの成分を配合した「生物コスメ」が飛ぶように売れている。

昨年の8月にオープンしたVIJIN COSME(ビジンコスメ)の店長・米原冴子氏は言う。「午前中は主婦、午後は高校生が中心で、売り上げは2桁アップを続けています。2800円の『蛇毒とかたつむりのクリーム』は1日平均30個、多いときには100個近く出ますね」。