カフェのようなテーブルや椅子、お洒落なインテリア、無料のWi-Fiや電源、コピー機やプリンター。広々とした空間で各自が思い思いに仕事に励めるコ・ワーキングスペースが、渋谷を中心に都内で増殖している。利用者は20~30代、クリエーティブ系のフリーランスが中心だ。

壁にはあえてアナログの黒板を設置。客のコミュニケーションツールとして活発に利用されている。

従来のレンタルオフィスと異なるのは仕切りが設けられていないこと。隔離された個別空間がないので、キーボードをたたく音はもちろん、携帯電話での話し声や利用者同士の会話など、さまざまなノイズが漏れ聞こえてくる。